男性更年期に漢方 代謝不全の虚労病を治して元気復活! 漢方薬5選

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男性更年期は漢方で元気復活

更年期の男性は男性ホルモンの減衰だけでなく心理的、社会的な背景も症状の発現に大きく影響します。これらの背景が女性に比べ、うつ、不安感などの精神・心理症状が強く表れる原因だと指摘されています。女性に比べて男性の場合はホルモンの分泌低下は緩やかですが加齢とともに着実に進行し長い期間続くためお悩みも長期間続くことが多いのが特徴です。

男性更年期障害はLOH症候群

【YAHOO辞書から引用】
男性更年期障害はLOH症候群 ろーしょうこうぐんlate-onset hypogonadism Syndromeとも呼ばれ、男性ホルモンが極端に減ることにより、40~60代の男性に生じる身体的・精神的弊害の総称。「男性の更年期障害」と言われ、正式名称は加齢男性性腺機能低下症候群。1998年、高齢男性を対象とした国際学会である「The International Society for the Study of the Aging Male(ISSAM)」が設立。2001年には「日本Aging Male研究会」(現「日本 メンズヘルス医学会」)が設立されて研究・啓発が進み、07年、「病気」として正式に認定された。症状は、性機能や認知機能、筋力などの低下や、睡眠障害、抑うつ状態、骨減少症など多岐に及ぶ。うつ病やその他の疾患と似ているため本疾患と診断されにくいという側面はあります。【引用ここまで】

LOHにはホルモン補充が一般的ですが、弊害もあります。リバウンド状態が起こることもあります。体内での総テストステロンを調整しようと体が反応し、男性ホルモンの活性が更に低下する弊害も気になるところです。

男性更年期障害の症状

男性更年期障害の症状には次のようなものがあります。
【精神・心理症状では】
落胆、うつ、いらだち、不安、神経過敏、生気消失、疲労感

【身体症状では】
関節・筋肉症状、発汗、ほてり、睡眠障害、記憶・集中力低下、骨粗鬆症

【性機能症状では】
性欲低下、勃起障害、射精感の消失

男性更年期障害、漢方では虚労病

漢方では男性更年期に現れるこれらの症状を改善するために「虚労」という考え方で治療法を組み立てます。虚労病には2つのタイプがあります。
一つは陰虚と呼ぶ、血液中の水分が不足することによる体液代謝不全と、陰虚に加え、さらに胃腸機能が低下することで体表からの発散が低下した陽虚が加わって熱が滞ってしまう虚労病があります。
参照 河合斎の血痺虚労病脈証并治第六 解説3条

陰虚におススメ 桂枝加龍骨牡蛎湯

陽気と陰気が極端に乏しいことが原因で起こる精液漏れ、胃腸虚弱、軟便下痢の場合、陰虚が激しい時は、桂枝加龍骨牡蛎湯、陽虚が激しい時は、天雄散の主治であると記載されています。
参照 血痺虚労病脈証并治第六 解説8条

男性更年期障害の症状で、特に桂枝加龍骨牡蛎湯が良いのは性機能症状で性欲低下、勃起障害、射精感の消失などの精力減退に試してみるとよい漢方薬です。
さらに効果を高めるために河合薬局では、貴禄宝S(きろくほう)を併せてお勧めしています。貴禄宝Sは後述する内容成分の漢方薬で陰虚不足を補う特効薬的な効果が期待できます。

男性不妊の悩み解決にも応用できる

桂枝加龍骨牡蛎湯は、男性の性機能改善に虚労病の陰気不足を補う治療で使う漢方薬であることから、男性不妊のお悩み症状の解決にも桂枝加龍骨牡蛎湯+貴禄宝Sは優れた効果が期待できます。

小建中湯と黄耆建中湯が効く症状は

お腹が痛んだり、動悸、鼻血、夢精したり、手足が重だるく痛んだり疼いたり、火照ったり、喉や口がカラカラに乾くのは胃気虚し津液巡らず血乾くという原因が有るからだという解説です。
参照 血痺虚労病脈証并治第六 解説13条

男性更年期障害の症状に当てはめると精神・心理症状の神経過敏、疲労感、身体症状の関節・筋肉症状、発汗、ほてり、記憶力・集中力の低下に試してみるとよい漢方薬です。

黄耆建中湯は小建中湯に黄耆を加えた漢方薬です。
黄耆は味甘微温、補陽固表「血中の陰を補い」皮膚が汗でベタベタ「陽弱」カサカサ「陰弱」に用う。
参照 河合斎の傷寒論 金匱要略に用いられる薬物、薬能一覧

とあり、男性更年期障害で寝汗、体が重だるい、汗が止まらない・皮膚がカサカサする症状によく効く漢方薬です。小建中湯よりさらに、表裏虚し栄衛乏しい時に使います。

若さを保つ妙薬 八味地黄丸

男性更年期の原因と対策 八味地黄丸と貴禄宝の薦め

でも書きましたが、八味地黄丸は男性が若さを保つ妙薬です。老化に伴って現れる血液体液循環の低下、下腹部に瘀血を作らないための予防薬として私自身は20年以上も前から毎日愛用しています。

八味地黄丸は虚労の病証で腰痛、下腹部の引き攣れ痛み、小便が出難いなどの症状は精力・生命力の源である「腎」が衰え血液体液循環が低下したために起こる症状で、お血を生じたものであるという解説です。
河合斎の血痺虚労病脈証并治第六 解説15条

男性も40歳を過ぎたら若さを保つため、男性更年期障害を予防するために毎日、八味地黄丸を常用すると良いと思います。

精力を高める 貴禄宝S(きろくほう)

これまで男性更年期障害におススメの漢方薬として紹介した、桂枝龍骨牡蛎湯、小建中湯、黄耆建中湯、八味地黄丸と併せて飲むと予防や症状の改善に効果的なおススメの漢方薬がもう一つあります。それが貴禄宝S(きろくほう)です。

貴禄宝は、亀鹿二仙膠をもとにした処方です。亀鹿二仙膠の成分は亀板と鹿角、枸杞子と人参です。亀板は亀の甲羅で「腎」の「陰」を補います。「腎」は生命力や生殖力と関係する臓であり、「陰」は潤い冷ますものです。

一方で鹿角は鹿の角であり、「腎」の「陽」を補います。「陽」は温めて活力を生むものです。この二つは言うなれば相反する作用を持つものですが、人間の体の中で欠かすことのできない「陰」と「陽」を同時に補うことが「精」を強くするために必要と考えるのです。男性更年期の悩み解決の一助としてお役立て下さい。

男性更年期を精神面から支えるレム(LEM)のススメ

更年期の男性は男性ホルモンの減衰だけでなく心理的、社会的な背景も症状の発現に大きく影響します。これらの背景が女性に比べ、うつ、不安感などの精神・心理症状が強く表れる原因だと指摘されています。

女性に比べて男性の場合はホルモンの分泌低下は緩やかですが加齢とともに着実に進行し長い期間続くためお悩みも長期間続くことが多いです。河合薬局では自律神経を整えるレム(LEM=シイタケ菌糸体培養培地抽出物)を併用して喜ばれることが多くあります。お困りの方は一度ご相談下さい。

まとめ

今回ご紹介したのはあくまでも基本処方で、男性更年期障害に使う漢方薬は検索してみると分かりますが、ご紹介した薬以外にもたくさん出てきます。

ここでお伝えしたかった大切なことは、男性更年期の漢方薬を選ぶ時、漢方では男性更年期障害の症状をどのような体の原因で起こしていると考えているのか、病人の症状の虚実、長引く症状では瘀血の手当ても考慮することが大切です。長引く症状でお困りの方は、一度ご相談下さい。

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