脂漏性皮膚炎で頭皮のかゆみとフケによい漢方薬

脂漏性皮膚炎で頭皮のかゆみとフケによい漢方薬
あなたは脂漏性皮膚炎が原因で起こる頭皮の痒みやフケに悩んでいませんか?脂漏性皮膚炎は脂漏部位と呼ぶ頭や生え際、陰部、脇の下など皮脂分泌が多い所に出来る湿疹で皮脂を好むカビのマラセチア菌が皮膚に炎症を起こすのが原因です。皮脂分泌が活発な男性に多い湿疹ですが女性の悩み相談も増えています。ここでは脂漏性皮膚炎で頭皮のかゆみとフケによい漢方薬の知識と処方例をお届けします。
似て異なる皮膚病に注意
頭皮の脂漏性皮膚炎と見分けが難しいのが尋常性乾癖(じんじょうせいかんせん)です。フケや痒みなどの似た症状が現れますが脂漏性皮膚炎とは違う皮膚病で注意が必要です。症状が長引く場合は専門医を受診して判断して貰うことをお勧めします。
頭皮の脂漏性皮膚炎 漢方では熱の滞り
漢方では脂漏性皮膚炎を皮膚に熱が滞った状態と考えて治療方法を決めます。
私たちの体は食べ物を熱エネルギーに変えて体を維持しています。そのため体内にはいつも熱が溢れています。一方で余分な熱を体の外に取り出して熱がこもり過ぎないようバランスを取っています。
大便や小便は体外に食べかすや水を取り出しているだけでなく熱を取り出す手段です。さらに皮膚からも汗によってたくさんの熱を取り出しているのです。
頭部は汗や皮脂分泌が活発な場所です。「頭から湯気を立てる」と言いますが熱気が強く熱の滞りが起きやすい場所でもあります。
皮膚に熱が滞る原因4タイプ
漢方では皮膚に熱が滞る原因を大別して4つのタイプに分けて治療方法を考えます。
皮膚からの発散不良が原因のかゆみ赤みのタイプについては、アトピー性皮膚炎の赤みの改善に効く漢方薬の上手な選び方と具体例 参照
頭皮の脂漏性皮膚炎 漢方では血熱
前述のように頭部は一番熱気が強い場所です。その反面、熱が滞りやすい場所でもありそのため熱の滞りが深くに及び血熱(けつねつ)と呼ぶ血液に熱が及ぶ症状を起こしやすい場所です。
頭皮のかゆみフケにお勧め荊芥連翹湯
脂漏性皮膚炎によい漢方薬はネットで調べるとたくさん紹介されています。その中で河合薬局で脂漏性皮膚炎で頭皮のかゆみとフケにおすすめする漢方薬は荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)です。
荊芥連翹湯には、温清飲(うんせいいん)という血虚血熱(けっきょけつねつ)と呼ぶ血液循環が滞り血熱が増す症状を治す漢方薬、風熱(ふうねつ)と呼ぶ皮膚からの発散が障害されて熱が滞る症状を治す成分、さらに熱が深くに及んで血熱の症状に対応する柴胡(さいこ)が配合されています。
治りを妨げる原因の一つ瘀血
脂漏性皮膚炎で頭皮のかゆみとフケの悩みを長引かせる原因に瘀血(おけつ)があります。
瘀血は血液の流れの滞りのことです。私たちの体は悪い場所があるとその場所に血液を集め自力で治そうとしますが瘀血がその働きを妨げると漢方では考えています。
瘀血の改善に桂枝茯苓丸
瘀血を改善するための漢方薬にはたくさんの種類がありますが河合薬局で脂漏性皮膚炎で頭皮のかゆみとフケの悩みを解決するための漢方薬としておすすめするのが桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)です。
河合薬局の相談例では、頭部脂漏性皮膚炎でフケとかゆみに長年悩まされていた方に桂枝茯苓丸と皮膚の熱の滞りを改善する漢方薬とを併用して改善が早まることを経験しました。
ストレスの緩和と免疫調整にレム(LEМ)
脂漏性皮膚炎で頭皮のかゆみとフケを治してゆくためにはストレスを緩和することが大切です。河合薬局ではストレスの緩和と免疫を調えるためにレム(LEM)をお勧めします。
レムはシイタケ菌糸体培養培地抽出液で免疫力を調整し免疫低下や免疫力過剰、免疫の乱れによって引き起こされる体の不調を改善します。レムを常用することで免疫機構が正しく機能しストレスとアレルギーを起こさない体作りを目指します。
体験例 写真 オゾナスキンケア アトピー性皮膚炎
写真左、2018年12月13日 写真右、2019年3月11日
乾燥した肌につけることのできる化粧品が全然なかったので、オゾナozonaはとてもありがたいです!お風呂から出たら、Qローションでのばしてつけています。姉と少しでも困っている方々の力になれるよう、アレルギーの食事などのブログを出そうと考えています。
現在39歳ですが、これまでで一番肌の状態が良く、いい状態が続いているような気がします。もう治んなくてもいいかと考えたりしていましたが、先生はあきらめずにいろいろ考えてくれたので、自分も頑張れたのかなと思っています。
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