ニキビがかゆい時にオススメの漢方薬/ひどくしないために正しく選ぶ
ニキビがかゆい時にオススメの漢方薬/ひどくしないために正しく選ぶ
あなたはニキビがかゆい時にどうしていますか?痒くて掻きたくなるのを我慢するのは大変です。塗り薬の一時抑えばかりではなくニキビのかゆみを早く鎮めてニキビ跡を残さず綺麗に治せればこんな嬉しいことはありません。ニキビのかゆみに漢方薬をお役立て下さい。
ニキビがかゆくなる原因
肌が乾燥していることがニキビが痒くなる大きな原因です。ニキビがあるないに関わらず誰でも季節の影響や住環境によって乾燥肌になりやすいのです。
そして肌の乾燥にニキビ肌の状態が加わるといっそう刺激に弱い肌になっているためチョットした刺激、例えばマフラーやタートルネックなどの摩擦やエアコンの風などささいなことが痒みの引き金になっているのです。
ニキビのかゆみは湿熱と炎症を治す
痒いニキビは多くの場合赤く膨らんだ赤ニキビや黄色っぽい膿のある押すと痛い膿疱ニキビで、これらのニキビは皮膚から熱をうまく取り出すことが出来ずに起こる湿熱(しつねつ)が原因であると漢方では考えています。湿熱とは熱を持った汗が皮膚に滞った状態のことです。
かゆい赤ニキビの症状
赤ニキビは皮脂や老化角質が毛穴に詰まっているだけの白ニキビとは違い、毛穴の中で炎症を起しているニキビです。痒みが気になっていじりたくなるニキビですが要注意です。皮膚に傷を付けて毛包を破りニキビ跡や炎症が悪化する原因になってしまいます。赤ニキビの痒みは炎症の強さや湿熱症状の強さによって治療の難易度や漢方薬の種類が違って来ます。
参照 生理前に悪化する赤ニキビ・化膿ニキビを早く綺麗に治す漢方
写真1、赤ニキビ かゆみ赤みの漢方薬
この写真の赤ニキビであれば十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)に黄連解毒湯(おうれんげどくとう)を併せて炎症を鎮める手当てを試してみるのが良いでしょう。
写真2、化膿ニキビ かゆみ化膿の漢方薬
写真のニキビは毛包が壊れている箇所や化膿ニキビも見られ。痒みの強い赤ニキビです。痒みに加えて痛みや熱感があるかもしれません。注意しながら改善が見られるかどうか7日~10日位の短い期間で様子を見ながら漢方薬を飲むことが大切です。
このタイプの赤ニキビでかゆいニキビに河合薬局では茵蔯蒿(いんちんこう)の配合された漢方薬を使うことが多くあります。
ニキビの先が湿り気と熱を持った漿液が出るような湿熱の症状がある筈です。茵蔯蒿は血中の湿熱を冷ます働きのある漢方薬です。
大便の硬軟や小便の良し悪しに合わせて茵陳蒿湯や茵蔯五苓散(いんちんごれいさん)を使い分けます。必ず十味敗毒湯と炎症を鎮める黄連解毒湯に組み合わせてお勧めします。
参照 顎のニキビが治らないと悩む前に試して欲しい漢方薬の知識と具体例
写真3、ニキビ跡 かゆみの漢方薬
赤ニキビ、化膿ニキビが治ってきてニキビ跡の状態でニキビが出来ていた場所が痒い症状に試してみるとよい漢方薬は温清飲(うんせいいん)です。温清飲はニキビ跡の赤みを治す働きもある漢方薬です。
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まとめ
ニキビがかゆい時に使う漢方薬はご紹介した以外にもたくさんあります。
ここでお伝えしたかったのは、かゆいニキビの漢方治療で大切なことは、痒みの辛い症状を一刻も早く鎮めることは最優先ですが、漢方治療の意義はそれだけでなくニキビの再発を防ぐ体作りが出来ること、さらに最終ゴールである素肌美作りにも役立つこと、さらに体質改善のお陰で、長年の生理痛、便秘や下痢、胃腸虚弱や頭痛の悩みも改善され喜ばれる事例がたくさんあります。
そのためにはニキビがかゆい時の漢方薬を選ぶ時、行き当たりばったりで選ぶのではなく、漢方では悪化するニキビをどのような体の原因で起こしていると考えているのか、どのような手順で治療するのか、併せて正しいスキンケアをご指導することが大切です。お困り方はご相談下さい。
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