ニキビで漢方薬の十味敗毒湯が効くタイプはどれ
ニキビで漢方薬の十味敗毒湯が効くタイプはどれ
あなたはニキビの漢方薬を選ぶ際にお困りではありませんか?ニキビのタイプには白ニキビ、赤ニキビ、化膿ニキビ、ニキビ跡など様々な種類がありますがニキビのタイプに合わせて漢方薬を選べばニキビをきれいに早く治すことも夢ではありません。そこで今回はニキビの漢方薬で代表的な十味敗毒湯が効くタイプのニキビについて症状と写真をお届けします。あなたのニキビの悩み解決にお役立て下さい。
漢方でのニキビの治し方
漢方ではニキビを湿熱(しつねつ)と呼ぶ考え方で治療方法を決めます。湿熱とは熱を持った体液が皮膚表面に滞った症状を指します。
私たちの体は食べ物を体の中で熱エネルギーに変えて維持しています。ですから体の中にはいつも熱が充満していますが、一方で余分な熱を体の外に取り出してバランスを取っています。
大便や小便は単に食べかすや水を取り出しているだけではなく体内の熱を外に取り出す手段です。また汗によって皮膚表面から熱を発散させて取り出しています。
ニキビは皮膚からの熱の発散が出来ず皮膚に熱と汗が滞った状態(湿熱)と漢方では考えています。
ニキビのタイプ別に熱の滞りを分類すると
ニキビには白ニキビ、赤ニキビ、黄色(化膿)ニキビなどいろいろなタイプがあります。
漢方ではニキビを熱の滞りの強い弱いで分類して漢方薬を決めます。ニキビの症状を皮膚の熱の滞りの強さで表すと次のようになります。
白ニキビ < 赤ニキビ < 黄色(化膿ニキビ)
皮膚の熱の滞りが一番弱いのが白ニキビ、皮膚の熱が一番強いのが黄色(化膿ニキビ)です
白ニキビに効く十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
白ニキビの症状
白ニキビの多くは無症状です。それは白ニキビがニキビのごく始まりの状態で毛穴に詰まった皮脂や老廃物が毛穴の内側から盛り上がっている症状だからです。
白ニキビを早く上手に治すことが出来れば前述の赤ニキビや化膿ニキビなどの治り難くニキビ跡になりやすいニキビを防ぐことが出来ます。
白ニキビの写真
写真のように皮脂や角質が毛穴に詰まって塞いでいる状態の白ニキビや少し赤みのある赤白ニキビに良いのが十味敗毒湯です。
漢方薬の十味敗毒湯とは
十味敗毒湯は江戸時代の外科医、漢方医の華岡青洲(はなおかせいしゅう)先生が考案した日本生まれの漢方薬です。
十味敗毒湯には皮膚の発散を援ける気剤、炎症を鎮める血剤、余分な水をさばく水剤がバランスよく配合され、ニキビのほかにも蕁麻疹、湿疹、水虫などの皮膚病に幅広く使われます。
十味敗毒湯はニキビ治療の最後の仕上げに
河合薬局ではニキビの悩み解決に十味敗毒湯は必須です。ただニキビの悩み相談の方の大半は、前述の黄色ニキビ(化膿ニキビ)や炎症が強い赤ニキビのタイプです。
これらの悪性ニキビに初めから十味敗毒湯を単独で使用しても歯が立たないことを数多く経験します。
化膿したニキビの治し方は ニキビの化膿を治す漢方薬の一番お勧めは十味敗毒湯?排膿散及湯? をご覧下さい
初めは皮膚の熱の滞りが強い状態を治す漢方治療を優先し、次第に皮膚の熱の滞りが改善しそれに伴ってニキビの状態も一番軽い白ニキビに変化してくるように肌質も変わって来る筈です。
そうなれば十味敗毒湯を単独で使用しても効果が現れやすいと思います。
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まとめ
漢方ではニキビのタイプに合わせて使用する漢方薬も様々です。さらにニキビが治らず長引く原因には胃腸の働きの良し悪しや、女性であれば生理不順などの体質の原因も考慮することが大切です。お困りの方は一度ご相談下さい。
さまざまなニキビの悩みについては ニキビの漢方 のカテゴリーページを参照して下さい
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