2018年3月31日 / 最終更新日 : 2018年3月31日 kawaiyakkyoku 河合斎の傷寒論 解説 傷寒論 辨少陽病脈証并治第九 辨少陽病脈証并治 第九 少陽経病及び腑病 胸膈に邪熱鬱滞し血が熱を被り肺循環が低下し脇下に血流が滞り栄衛衰える。 1条 少陽の病は口苦 咽乾 目眩する也。 少陽の病証は口中に苦味があり(胆熱の滞り)喉の奥が乾き(肺熱)ク […]
2018年3月24日 / 最終更新日 : 2018年3月24日 kawaiyakkyoku 河合斎の傷寒論 解説 傷寒論 辨陽明脈証并治 第八 辨陽明脈証并治 第八 胃中燥き陽明経或いは胃に熱実した病症 1条 問うて曰く 病に太陽陽明有り、正陽陽明有り、少陽陽明有りとは何の謂ぞや。答えて曰く太陽陽明の者は脾約是れ也、正陽陽明の者は胃家実是れ也、少陽陽明の者は汗を […]
2018年3月10日 / 最終更新日 : 2018年3月10日 kawaiyakkyoku 河合斎の傷寒論 解説 傷寒論 辨太陽脈証并治下 第七 傷寒論 辨太陽脈証并治下 第七 胃気を弱め邪熱が内陷して裏気を損じた病証及び湿に侵された病症 1条 問うて曰く 病に結胸あり、蔵結有りと其の状は如何。答えて曰く、之れを按じて痛み寸脈浮関脈沈なるは名づけて結胸と曰う也。何 […]
2018年3月4日 / 最終更新日 : 2018年3月4日 kawaiyakkyoku 河合斎の傷寒論 解説 傷寒論 辨太陽病脈証并治中 第六 傷寒論 辨太陽病脈証并治中 第六 傷寒中風で熱の鬱滞が強く合病併病或いは血に病変が及んだ病証 1条 太陽病 項背強ばること几几汗無く悪風するは葛根湯之れを主どる。 金匱痙12 葛根湯の方 葛根 甘平陽明経筋を潤し項背の拘 […]
2018年3月3日 / 最終更新日 : 2018年3月3日 kawaiyakkyoku 河合斎の傷寒論 解説 傷寒論 辧太陽病証并治法上 第五 傷寒論 辧太陽病証并治法上 第五 衛気損傷に因る表の蒸泄障害 1条 太陽の病たる脈浮 頭項強痛し而して悪寒す。 太陽病は表の蒸泄が障害され表熱を生じた病症で脈浮 頭痛 項凝りし其れに加えて悪寒がある。 (頭 項は太陽位の […]
2018年3月3日 / 最終更新日 : 2018年3月3日 kawaiyakkyoku 河合斎の傷寒論 解説 傷寒論 辨痙湿暍脈証 第四 傷寒論 辨痙湿暍脈証 第四 何れも雑病で痙は燥熱の鬱滞に因る太陽経筋の硬直。湿と寒湿があり陽気の強弱で湿痺、風湿、風湿相搏の病証を現す 1条 傷寒致す所の太陽と痙湿暍の三種は宜しく論を分くるに応ずべきも傷寒と相似るを為す […]
2018年3月3日 / 最終更新日 : 2018年3月3日 kawaiyakkyoku 河合斎の傷寒論 解説 傷寒論 傷寒例 第三 傷寒論 傷寒例 第三 1条 陰陽大論に云わく 春気は温和 夏気は暑熱 秋気は清涼 冬気は冷冽 此れ則ち四時の正気の序なり、冬時の厳寒は万類深く蔵す、君子は固密なれば則ち寒に傷られず、触れて之れを被る者は乃わち傷寒と名づく […]
傷寒論 辨少陽病脈証并治第九
辨少陽病脈証并治 第九 少陽経病及び腑病 胸膈に邪熱鬱滞し血が熱を被り肺循環が低下し脇下に血流が滞り栄衛衰える。 1条 少陽の病は口苦 咽乾 目眩する也。 少陽の病証は口中に苦味があり(胆熱の滞り)喉の奥が乾き(肺熱)ク […]